- キレイな状態で車に乗りたい
- 子供がいるから雑菌・カビを除去したい
- 車を売る前に綺麗にしておきたい
このように人によって車内をキレイにしたい理由はさまざまです。
自動車のボディーは自分自身で掃除したり、ガソリンスタンドの洗車機でキレイにすることがありますが、車内まで掃除をすることはほとんどありません。
自分で車内掃除をやっても良いのですが、めんどくさいので専門業者の車内クリーニングを検討する方もいます。
そこで今回は自動車クリーニング専門業者の料金について調べた結果や、自分で掃除する時のコツについて解説させていただきます。
業者に頼むと予想以上に高かった
車内クリーニングの料金がどのくらいするのか、インターネットで調べたところ、思った以上に料金が高くてビックリしました。ちなみに引用するサイトは洗車専門店のキーパーラボです。
車種 | 車内掃除 | 除菌抗菌 | シート清掃 | 丸ごとクリーニング |
---|---|---|---|---|
ワゴンR | 1750円 | 4220円 | 4席 21600円 | 3万8900円 |
フィット | 1850円 | 4730円 | 4席 21600円 | 4万3000円 |
プリウス | 1950円 | 5140円 | 4席 21600円 | 4万7100円 |
クラウン | 2160円 | 5660円 | 4席 21600円 | 5万200円 |
セレナ | 2470円 | 6070円 | 6席 32400円 | 5万5300円 |
※2016年8月29日時点での情報になります
ガソリンスタンドでの手洗い洗車の値段(数千円)くらいだと思っていましたが、ボディーと違って内装の掃除はめちゃくちゃ高いです。
車内の窓拭き、掃除機がけ、ダッシュボードなどの車内掃除だけでも2000円前後、まるごとクリーニングをやってもらうとなると4~5万円以上かかるんですね…
掃除機がけ、窓ふき、ダッシュボードの掃除は自分でも簡単にできますが、そこは専門業者も商売上手で、自分だと手間がかかるシートクリーニングになると一気に料金が跳ねあがります。
新車のようにキレイな状態で乗りたいと言うのはありますが、いくらなんでも5万円は払えないですね。除菌抗菌だけでも5000円前後となると手痛い出費です。
もしやったとしても1年に1回、いやいや…それでも高いから2年に1回が限界でしょうか? よほど金銭的に余裕があるならまだしも、サラリーマンで安月給の私には難しそうです。
それにこれだけ値段が高いとなると、査定をしてもらう前に利用するのは損になりそうです。車内をキレイにしてもそこまで査定額には影響しませんので。
自分で車内掃除をしよう
先ほど書いた通り、車内クリーニングをプロの業者に頼むとめちゃくちゃ高いので、自分でキレイに掃除をした方が良いと感じます。
自分で室内を掃除するとき必要となる道具は以下のとおりです。
- ぞうきん
- バケツ
- 歯ブラシ
- コロコロ
- 布団たたき
- 霧吹き
- 掃除機
車内のダッシュボード、インパネ周りなどを拭くためにぞうきんを2~3枚、もし用意できるならマイクロファイバークロスがあると便利です。また細かい部分の汚れを取るために歯ブラシがあると重宝します。
コロコロはシートについた髪の毛、ペットの毛を取るために使います。手でチマチマ取ってると時間がかかりますし、ガムテープでペタぺた取るのもめんどくさいので、一つあると便利です。
布団たたきはシートのほこりを落としたり、フロアマットを叩いてキレイにするために使います。
霧吹きには家庭用洗剤を少しだけ入れて、水で50倍以上に薄めて使います。ココまで紹介したものは100均でも売ってますので安く買い揃えましょう。
掃除機はハンディータイプの物があれば便利ですが、なくっても普段使ってる掃除機でOKです。先端が細くなってるノズルを付ければまったく問題なく使えますので。
掃除の手順とコツ
次に自分で掃除する時の手順とコツについてご紹介をします。一度やれば覚えられるような簡単な方法ですので、ぜひ参考に車内クリーニングをしてください。
- シートのほこりを叩き出す
- 天井の掃除
- シートの掃除
- 内窓を拭く
- ダッシュボードを拭く
- フロアマットの掃除
- 床面、トランクの掃除
自動車に限らず家の掃除でもそうですが、上から下へやるのが基本です。なぜなら下から掃除をすると上の方を掃除したとき、ホコリが落ちるため二度手間になってしまうからです。
なので天井から掃除をしたい所ですが、シートのホコリを落とすためにを布団たたきで叩くと、真っ白になるくらいにほこりが出るので、一番最初にシートの清掃からおこないます。
高級車のレザーシートではない通常のシートの場合、布団たたきで叩いても大丈夫なので、運転席・助手席・リアのドアを開けてパンパンとほこりを落としましょう。
数年間掃除をしてなかった場合、ビックリするくらい出ますので、マスクをしてから掃除をしてくださいね。
天井の掃除は力を入れすぎないように
天井はタバコを吸ってない場合はそこまで汚れていませんが、喫煙車の場合は意外と汚れています。
なので洗剤を薄めた水を霧吹きでふきかけて汚れをうかし、硬く絞ったぞうきんで汚れを拭きとって行きましょう。ただゴシゴシこすると天井の素材が痛みますので、あまり力を入れてやらないようにしましょう。
コロコロでシートの汚れを取る
天井の掃除が終わったら次はシートをキレイにしてきます。掃除機で全体的にホコリを吸い取ったら、1席ずつコロコロをかけて髪の毛、ペットの毛を取っていきます。
ジュースをこぼした跡、シミなどは天井と同じように霧吹きで汚れを浮かした後、硬く絞ったぞうきんでポンポンと拭いてください。
またカー用品店にいけばシート用のクリーナーも売ってますし、タバコのこげつき・穴を補修するキットも販売されてますので、気になる部分があるなら活用してくださいね。
ムラが出ないように拭いていく
ここまでやれば難しい部分は終わったことになります。
この次は
- ガラス
- ダッシュボード
- ハンドル
- シートベルト
などなど拭ける部分をキレイにしていきます。
天井、シートを拭いた時と同じように、硬く絞ったぞうきんでさまざまな場所を拭いて行きます。
内窓はふいた時にムラが出来ることがあるので、丁寧に作業をしていきます。特に隅っこは忘れがちなので、拭き残しがないようにしましょう。
フロアマットは叩いてキレイにする
ここまでやると床面以外は一通り掃除したことになりますので、次にフロアマットをキレイにします。シートのホコリを叩き出した時と同じ要領で、フロアマットも布団たたきでバンバン叩けば泥、ほこりが出てきますよ。
中には水洗い可能なモノもありますので、もしそのタイプのフロアマットなら水で洗って、たわしでゴシゴシこすればキレイになります。
またガソリンスタンドに行けばフロアマットクリーナーがありますので、自分でやるのがめんどくさいなら機械に任せるのもアリです。
掃除機を大切に使う
ココまでやったら最後に床面、トランクなどのホコリ・砂・小石などを掃除機でキレイにしましょう。
最近の家庭用掃除機はパワフルなので問題なく吸い込みます。小石だろうがなんだろうが気にせずに吸ってくれるので便利ですよ。
ただ独身の方は良いのですが、結婚してる場合はクルマに掃除機を使うと、奥さんが嫌がる可能性があります。
我々男性陣からするとまったく問題ない気がしますが、女性からすると掃除機にキズがつくし、汚れるからイヤと言う意見もあります。
もし掃除機を故障させた日には、嫁になにを言われるのか分かりませんので、大きな石、泥などはホウキではいてから掃除機をかけるようにしましょう。
人によっては自動車用に安いハンディクリーナーを買う人もいますし、奥さんがいない時にコッソリ使うと言う方もいるようです。
■おすすめのハンディクリーナー
※楽天の方の販売会社は口コミ数が少なく信頼できないので、Amazonのほうがおすすめです。
まとめ
車内クリーニングを自分でやる方法について解説したので、ココまでの内容をまとめました。
- クリーニング業者に頼むと高い
- 車内を丸ごと掃除すると約5万円かかる
- 自分でやるなら掃除機、ぞうきん、布団たたきは必須
- シート、フロアマットは布団たたきで綺麗にする
- 天井はゴシゴシとこすらない
- 窓はムラが出ないように拭く
- 掃除機を壊さないように丁寧に使う
クリーニング専門業者に車内掃除をお願いすると、窓の掃除・床の清掃だけでも2000円前後、丸ごとキレイにしようと思うと、クルマの大きさにもよりますが5万円前後かかります。
よほどお金に余裕があるならまだしも、サラリーマンにとっては手痛い出費になるので、クリーニング専門業者に頼むより自分でやるのがおススメです。
もし自分でやるなら途中で解説した掃除グッズを百均でそろえましょう、ホームセンターで買うよりも安上がりですので。特に掃除機、ぞうきん、布団たたきはマストアイテムです。
車内掃除をするときは天井をゴシゴシとこすらない、窓に拭きムラを残さないなど、セルフクリーニングによって逆に車を傷めないようにしましょう。
また既婚者の人は掃除機を雑に使うと、夫婦喧嘩の元になりますので、ひんぱんに掃除をするならクルマ用に掃除機を買いましょう。1年に1回くらいなら、キズが付かないように丁寧に使えば大丈夫です。
初めてやる時は難しく感じるかもしれませんが、慣れるとカンタンなので、ぜひとも自分で車内クリーニングを出来るようにしてくださいね。