クライスラー 売却

惜しまれながらも2017年末に日本への正規輸入が終了したクライスラー。

正規輸入が終わるとともに中古車の人気も低迷し、買取価格にも影響が出ています。実際にクライスラーの売却を考えている方に取っては耳が痛いですよね。

少しでも高く売りたい!愛車を売却する時は誰もがこう思うのではないでしょうか?

  • 車の高額買取は複数社見積が基本?
  • 複数見積が簡単に取れる方法はある?
  • 少しでも高くクライスラーを売る方法が知りたい
  • 下取りに出すとそんな理由は?

このページに来てくださっているということはこのような疑問をお持ちかと思います。

最初に完結に答えをまとめると…

  • 高額買取⇒複数社見積が基本です
  • 複数見積は⇒一括査定の利用が簡単
  • 少しでも高く売る⇒①愛車の相場を知る②複数見積を取る③競合させるの3ステップ
  • 下取りに出すと損⇒下取りは新車を売るために引き取るため

です。

管理人

クライスラーのような外車を売る時は「外車専門買取店」から複数社見積もりを取るのが基本です。

「クライスラーを高く売却する方法をもっと詳しく知りたい!」という方は以下の文章も参考にしてみてくださいね。

記事は下に続きます。





クライスラーの買取相場

出典:クライスラーHP

実は、クライスラーは正規輸入が終了していることもあり流通台数が少なく買取相場を予想するのが難しくなっています。また、価格が高いモデルと低いモデルの差も大きいです。

ここでは参考までにモデル別の買取価格をご紹介します。

クライスラー300 買取価格

車種・グレード 年式 走行距離 買取価格
300 H27 1万キロ 158万円
300リミテッド H26 2万6,000キロ 208万円
リミテッド+ H27 3万キロ 135万円

(※H30年8月に調べたデータです)

クライスラー300には複数のグレードがあり搭載するエンジンが異なります。中でもV8HEMIエンジン搭載車の人気が高く買取相場も高くなる傾向があります

また、日本で販売台数が10台の限定社「LTライト」は希少価値が高く査定額も高くなります。

クライスラー300C 買取価格

車種・グレード 年式 走行距離 買取価格
300C3.5 H21 6万キロ 53.7万円
300C5.7HEMI H19 3万9,000キロ 106万円
300C5.7HEMI H21 10万キロ 53.7万円

(※H30年8月に調べたデータです)

クライスラー300Cは5年経過すると買取相場は急激に下落します。

搭載されているエンジンの中でも「5.7L」「6.1L」のV8エンジンは人気が高く買取価格が高くなる傾向が強いです

クライスラー・イプシロン 買取価格

車種・グレード 年式 走行距離 買取価格
イプシロンプラチナ H26 4万キロ 21.9万円
イプシロンゴールド H25 6万5,000キロ 30万円
イプシロンプラチナ H25 5万キロ 17.1万円

(※H30年8月に調べたデータです)

イプシロンは外車のコンパクトカーの中でも人気の高いモデルです。サンルーフなどオプション装備があると査定額が高くなる傾向があります。また平成25年に限定生産された特別仕様車「パープル」は高額査定が期待できるモデルです。

クライスラーグランドボイジャー 買取価格

車種・グレード 年式 走行距離 買取価格
グランドボイジャーツーリング H21 6万キロ 44.4万円
グランドボイジャーリミテッド H21 11万5,000キロ 43万円
グランドボイジャーリミテッド H19 5万5,000キロ 24万円

(※H30年8月に調べたデータです)

グレードは「ツーリング」が一番人気です。どのグレードでも状態が良ければ高額買取が期待できます

管理人

リアルタイムでご自身の愛車の査定額を知るには次で説明する「一括査定サイト」を利用するのが一番簡単な方法です

クライスラーの高額買取

クライスラーを高く売るためのポイントは以下のとおりです。

  • 「外車専門買取店」から複数社見積を取り寄せる
  • 「無料一括査定」を利用する
  • 高く売る3ステップを実行する

外車専門買取店から複数社見積を取るのが基本

車を売却する場合は複数社見積を取り寄せるのは基本中の基本です。見積もりを1件だけ確認しても、提示された査定額が高いのか安いのかを判断することはできないですよね。

複数社見積を取ることで愛車の買取相場がどれくらいなのかを確認することができ、査定額の目安が分かります

複数社見積を取り寄せるときのポイントは専門店を選ぶこと。

車は買取店ごとに強化している対象車が違います。

例えば…

  • 軽自動車⇒軽自動車専門買取店
  • スポーツカー⇒スポーツカー専門買取店
  • 外車⇒外車専門買取店・輸入車専門買取店

というように、買取している専門が分かれています。

力を入れている車は対象の車への知識や販売ルートなどがしっかりしているため高額買取が期待できます。逆に言えば、希少価値が高い車であったとしても専門店以外であれば中古車として売るルートを持っていないため価価値は低く、査定額は低くなります。

管理人

車は「専門店に売る」と高額売却が期待できます。

無料一括査定の利用が効率的

複数社見積を取る…いっても、「どうやって?」と思いますよね。

複数社から見積を取るには「無料一括査定サイト」の利用が速くて簡単で効率的です

そもそも外車専門の買取店がどこにあるのかも知らないという方もい多いと思います。インターネットで外車専門店を探せたとしてもその後の手間暇が大変です。

買取店を探して、電話して、車の情報を伝えて、見積もりを依頼して、車を見に来てもらうためのアポイントを取って…。

これを何件も行うのは正直しんどいです。仕事をしていて休みを返上して行う方であればなおさら「勘弁して…」と言いたくなりますよね。

一括査定は車の基本情報などを入力すると最大10件程度の買取店に見積もりを依頼することができます。1度の入力でまとめて依頼できるので手間もかかりません。

また、見積り後の査定は先方から電話が来るので交渉、希望日時に来てもらえます。もちろん無料です。

管理人 頑張る

時間を有効に使いたい方や面倒な手間なく売却したい方は「無料一括査定サイト」の利用がおすすめです。

少しでも高く売る3ステップ

具体的に高く売るためにテクニックは3ステップです。

  1. 愛車に買取相場を知る
  2. 複数社見積を取り寄せる
  3. 買取額を競わせる

ステップ1:愛車の買取相場を知る

車を売る前の下調べとして「買取相場」を知っておくことはとても大切です

相場を知らなければ騙されて安く買い叩かれていても気づくことができません。買取店としては、なるべく安く買取たいというのが本音です。安く買い取って高く売れれば利益率も高くなるので当然といえば当然なのですが…。

実際に買取店の中には悪徳なお店も存在しますし、専門的なことを言われると「なるほど…」と相場より安くても納得してしまいます。

管理人

あらかじめ愛車の買取価格の相場を把握しておけば「安すぎるからこのお店はNG」と正しい判断を行うことができますよね。

ステップ2:見積もりを複数社取り寄せる

愛車の相場を知るためにもまずは複数のお店から見積を取り寄せます

複数の見積もりを取り寄せる方法は、先ほども書きましたが「無料一括査定サイト」の利用すると便利で効率的です。

実際に届いた見積もりが届いたら以下の2点をチェックします。

  1. 愛車の買取相場
  2. 条件の良い買取店

見積もりはあくまでも見積もりなので、正式な査定額は実際に車を確認してもらってから提示されることになります。

一括査定サイトで見積もりを依頼すると先方から電話がかかってくる場合がほとんどなので、条件の良いお店のみアポイントを取って査定に来てもらいます。

実際の査定も複数のお店に来てもらうことは高額売却では必須です

管理人 頑張る

複数の買取店に車を実際に見てもらい、すべての買取店の査定額がすべて出揃ったらいよいよ高額売却するための交渉に入ります

ステップ3:買取額を競わせる

「高額売却するための交渉」はとても簡単。

出揃った愛車の査定額を他の買取店に伝えるだけです

例えば…

A社「100万円」・B社「105万円」・C社「110万円」の査定額だった場合、A社・B社には「他社は110万円で買い取ってくれるそうなのですが…」と伝え価格を検討してもらいます。

結果をまって、110万円よりも高ければC社に交渉したり、金額に納得できれば売却を検討します。

買取店側は提示された額を見て「他のお店はこれくらいなのか、少し上乗せすればウチで買い取れるかな…」などいろいろ考えます。

買取店同士で自然と査定額を競うことになり、買取額も釣り上がっていき結果として高額売却につながっていきます

管理人

「交渉事はニガテ…」という方も、査定額を伝えるだけであればストレスも少ないですよね。

クライスラーを下取りに出すと損する3つの理由

クライスラーを下取りに出すと確実に損します!

高く売りたいのであれば下取りは絶対にNGです。

【下取りに出すと安い理由】

  1. 下取りするのは新車を売ることが目的
  2. 外車のニーズは少なく国内では売れにくい
  3. ディーラーには外車の販売ルートがない

理由1:ディーラー下取りの目的が新車を売ること

ディーラーに下取りをお願いする方は基本的に「新車に買い換える」方ですよね。

ですが、そもそもディーラーは新車を販売するお店で

中古車の買い取りは専門外ですが、新車を売るために中古車を引き取るだけです

例えば…
「新車を買おうかな」とディーラーに行き、欲しい車が見つかったとします。
「今乗っている車をどうしよう?」と悩んでいる時に販売スタッフに「下取りすれば新車の購入費用に当てられますよ」と言われるとつい納得してしまいます。

中古車が専門外のディーラーは高く買い取ると利益率が下がる&中古車が売れなかった場合のリスクが高いなどの理由から下取り価格は低くなります。

管理人

手続きが終わったあとに「損」したことに気づき後悔する方も多いです。下取り価格は買取額に比べると数十万円以上低いことも多いので、新車購入と車の売却は別々に考えるようにしてくださいね。

理由2:国内での外車ニーズは少ない

外車に一度は乗ってみたい!と思っている方はたくさんいますが、実際に国内で外車に乗っている方は一握りです

参考までに国産車ホンダのフィットとクライスラーの国内販売台数を比較すると以下のようになります。

国産車フィットとクライスラーの販売台数比較

年度 フィット  クライスラー
2017 97,939台 474台
2016 105,662台 281台
2015 119,846台 464台
2014 202,838台 1,286台

数字からも分かるようにクライスラーに乗っている人は限られています。実際に走っている車も国産車ほとんどで外車は少ないですよね。

外車は「メンテナンスやガソリン代など維持費が高くかかる」などのイメージが強いため、憧れはあっても現実に購入するのは実用的な国産車という方が多く中古外車のニーズは低いです

ニーズが低いということはなかなか買い手がつかないということ。下取りした車が売れなければ赤字です。ディーラーは少しでも赤字分をなくすため安い価格で下取りせざるを得ないのです。

理由3:外車のノウハウや販売ルートがない

外車を売るためには外車に特化した専門の知識やそれなりの販売ルートが必要になります

国内での外車のニーズは少ないですが全くないわけではありません。新車は高いけれど中古車なら手が届くと考える方も多くいます。

ディーラーは新車を売ることが一番の目的であり、さらに国産車がメインなので外車には弱いです

外車を売るのであれば下取りではなく「外車買取専門店」のほうが知識が豊富で高額査定の可能性が高いです。

管理人 頑張る

車を下取りに出すのは損!!高く売りたいなら買取に依頼しましょう。

「下取りと買い取りについてもっと詳しく知りたい」という方は以下の記事も参考にしてみてください。

まとめ

最後にここまでの内容をまとめておきますね。

  • 車を高く売るなら複数社見積もりを取るのは基本
  • クライスラーの高額買取は「外車専門買取店」
  • 高く売るには①相場を知る②複数社見積もり依頼③競合箚せるの3ステップ
  • ディーラ下取りは損をする

国産車と違い外車の買取には専門の知識は販売ルートが必要になってきます。

高く買い取ってくれるのは「外車買取専門店」ですが、お店自体が少ないため探すのが大変です。「なかなか見つからない…」と諦める前に「無料一括査定サイト」を活用してみてください。

後悔しない売却先を探してみてくださいね。